岡山市の新しい宅地造成地の一画に建つ住宅である。伝統的な木構造の強い骨組みの上に、木舞をかき、土壁をていねいに塗り、屋根の垂木の間にも土を塗り、環境と共生することを目指している。中央に中庭を設け、光や風の動きを考え、中庭の周りに段階的な層をつくり、奥行きのあるやわらかな空間をつくっている。
2001 大地に還る家 提案競技 住宅金融公庫総裁賞
掲載誌
コンフォルト 2002.6月別冊
左官教室 2000.10 no.532
・所在地 | :岡山県岡山市 |
・用途 | :住宅 |
・延べ床面積 | :155.78m2 |
・構造 | :木造2階 |