玉川上水の流れにほど近い住宅開発地の一画にあるスタジオ付きの住宅である。椋の木を囲むように少しずつ角度を振った空間を配置し、相互にずれをつくることで、外部の光や風を呼吸するための仕掛けとしての「すきま」をつくっている。 また、土佐しっくいなどの自然素材を使い、内と外が相互に呼応し合う住まいづくりを目指している。 掲載誌 新建築・住宅特集 1996.11
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