松川村多目的交流センターすずの音ホール

作品概要

長野県、安曇野の北部、松川村にある地域コミュニティ施設である。約3年間にわたるワークショップを通し、高齢化などによって、なかなか活性化していかないこの村の文化活動の課題を住民、行政とともに共有した。活動の場をつくり、また、活動や人が出会う機会をつくり出すために、本格的な設備を備えたホール、約50,000冊規模の図書館、研修室や調理室からなる公民館の複合施設として計画し、パッサージュという共有部分で3つの機能をつなぐ空間構成とした。この施設計画を通し、多くの住民が関わることで、今までのなかった活動と人のつながりが生まれ、竣工時には100人を超える住民が自分たちの手で作り上げた『安曇節物語』がホールで上演された。




・所在地:長野県北安曇郡松川村
・用途:集会場
・延べ床面積:2836.79m2
・構造:鉄筋コンクリート造 一部 屋根鉄骨造 地上2階
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